「社員を家族のように愛した社長」が、次の世代に会社を託した日

社員を家族のように思い、50年。 その想いを“新しい社長”に引き継いだ日。
1975年、渡邉研一さんと奥様の弘子さんは、自宅の裏の小さな工場で金属加工業を始めました。工場は、中古の木材や窓で手作りした小屋。夫婦ふたりだけのスタートでした。
「家族のように社員を大切にする」その姿勢は、会社の文化として根づいていきました。
仲間が増え、売上も着実に伸びる中で、精密な加工と誠実なものづくりを大切にする“温かくて強い会社”へと成長していきました。
しかし、ご自身の病気や後継者不在を受け、2023年にNYCに事業承継を決断。
現場にもしっかり入り込み、営業やマネジメントにも強みを持つ福田泰幸さんが、2025年に新社長として就任。
「技術にも明るく、人脈も営業力もある。私よりも頼れる人です」と、創業者の渡邉さんは笑顔で語ります。
50年守り続けてきた会社を、安心して託せると確信し、バトンを渡しました。
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【社長交代の1日に密着】
元社長 渡邉研一さんコメント

これまでの皆さまの支えに心より感謝を申し上げます。
毎年恒例になっておりましたBBQや慰安旅行といった行事は、私にとって楽しい思い出です。
私の人生の多くを、この会社で皆さまと共に過ごすことができたことは、私の自慢の一つです。
この思い出はいつまでも大事にしたいと思っています。
NYCに事業承継し、次の社長となる人材を手を尽くして探していただき、この1月から福田さんに来ていただきました。
そしてNYCとも色々検討を重ねた結果、次の社長を福田さんにお願いすることに決めました。
本日から福田社長のもとで渡辺工業が新しく出発します。
この新しい門出に向けまして、皆さまのご健康とご多幸をお祈りしております。
渡邉弘子さん(研一さんの奥様)コメント

長い間、皆さんと仕事ができたこと、本当に幸せでした。
大変なこともありましたが、皆さんの協力で乗り越えることができました。
そしてこれからは福田さんが新社長となりまして、渡辺工業がより一層発展することを期待しております。
皆さんも身体に気を付けて仕事を頑張ってください。
本当に長い間、ありがとうございました。
新社長:福田泰幸さんコメント

今まで社長が築いてきた会社をより大きくしようということで気が引き締まる思いです。
社長が従業員や家族の方々を非常に大切にしていたように、私も大切にしていく所存です。
新たな会社の展望として、今までやってきた精密板金をメインで動きつつ、これ以外の分野として製缶の分野にも入っていきたいと思っています。
また、精密板金については、当社が入っていかなかった難易度の高い板金加工の領域も開拓していきたいです。
従業員のよりよい生活のためにも、その基礎となる仕事を大いに取り組んでいきたいと思っています。
この近辺の若い方々にも、ものづくりに興味を持っていただいて、ぜひ渡辺工業に入って仕事がしたいと思ってもらえる会社にしていきたいです。
工場長:田村進二さんコメント

50年という長い間、社長として、良い時期も悪い時期もあったと思いますが、そんな中でも従業員のためを想い、時には家族のことなどプライベートなことも相談に乗っていただきありがとうございました。
本当に感謝しかないと思っています。
今後については、NYCとも協力しながら、新しいことに挑戦しつつ、良いところは残しながらやっていきたいです。
これから福田さんと頑張っていくので見守っていてください。
